ウェブルートの調査結果から オンラインの脅威に対するPCゲーマーの脆弱性が明らかに

August 26, 2014

ウェブルートの調査結果から オンラインの脅威に対するPCゲーマーの脆弱性が明らかに

ゲーマーの3分の1がセキュリティ上のトラブルを経験 90%がセキュリティソフトを導入しているが37%が満足していない

日本、東京 — 2014年8月26日 — クラウドを利用したリアルタイムのインターネット脅威検出で市場をリードするウェブルート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤誉三、以下ウェブルート)は本日、セキュリティとPCゲーマーに関する調査の結果、オンラインゲームプレーヤーのセキュリティに対する考え方が明らかになったことを発表しました。この調査では、システムパフォーマンスを最大化するためにセキュリティ機能を無効にするなど防御を犠牲にした結果、マルウェアやサイバー攻撃に対して自らを脆弱にしてしまうゲーマーの存在が確認されました。この調査には、オンラインゲームのログイン情報などの個人情報をサイバー犯罪から守るためのガイドラインも示されています。

ウェブルートが実施したPCゲーマーのセキュリティに関する調査の主な結果は、次のとおりです。

  • 33%がセキュリティ上のトラブルに遭遇した経験を持ち、ウイルス感染によるシステムパフォーマンスの低下、個人情報の漏えい、アカウントの乗っ取りの被害にあっています。
  • PCゲーマーの43%は、パソコンでインターネットにアクセスすることに対するセキュリティ面の不安を感じており、90%がセキュリティソフトを導入しています。
  • 一方で37%がオンラインゲームをプレイしている時にセキュリティソフトに不満を持っており、そのほとんどが「動作が重くなる」「起動が遅い」などパフォーマンスに関するものです。
  • 72%がそうした不満を持ちつつもセキュリティソフトをそのまま使う一方、13%がセキュリティソフトをOFFにしたり、12%がセキュリティソフトのゲームモードに切り替えたりしています。
  • ゲーマーがセキュリティソフトウェアに求めることの上位は、「セキュリティ能力の高さ」と「システムに影響せずインストール、起動、動作等が軽いことでした。

このレポートは、ウェブルートが行ったオンライン調査を通じて581名のゲーマーから収集した調査回答に基づいています。このレポートにより、90%のゲーマーはセキュリティプログラムを使用しているものの、37%がパフォーマンスに対する不満を持っており、セキュリティをオフにするかゲームモードに切り替えているゲーマーが存在することがわかりました。従来型のウイルス対策セキュリティを適用せずにゲーミングシステムを実行した場合、ゲームプレーのパフォーマンスは向上するかもしれませんが、ゲーマーに対するフィッシング攻撃、マルウェア、個人情報盗難などのセキュリティ上の脅威のリスクは高くなります。

ウェブルートの代表取締役社長である伊藤誉三は、次のように述べています。「ゲーマーは自分のシステムに対する期待が高く、従来のウイルス対策ソフトウェアに苛立ちを感じていたことがわかります。しかし、パフォーマンスへの欲求の代償として保護を犠牲にするわけにはいきません。失うものが多すぎます。いくつかの基本的なベストプラクティスに従い、『ウェブルート セキュアエニウェア』のようにシステムリソースの消費量が少ないクラウドベースのセキュリティプログラムを使用すれば、ゲーマーがパフォーマンスと保護の二者選択を迫られることはなくなるはずです」

ゲーマーにできる対策

金銭を目的としてオンラインゲームのログイン情報などの個人情報を狙うサイバー犯罪から身を守るための、ゲーマーに対するウェブルートからの推奨事項は、次のとおりです。

  1. クラウドベースのマルウェア対策プログラムを導入する
    こうした次世代型のPCセキュリティは、脅威シグネチャをローカル環境に置く必要がないため、従来のウイルス対策ソフトウェアと比較して大幅に優れたシステムパフォーマンスを提供します。
  2. ウイルス対策ソフトウェアを常に最新状態に維持する
    従来のウイルス対策ソフトウェアは常にローカルの定義ファイルを最新にしておく必要がありますが、ネットワーク環境等により更新ができず一時的に脆弱になる場合があります。クラウドベースのマルウェア対策テクノロジーは、脅威シグネチャの更新を必要としないため、保護を常に最新の状態に保つ最適な方法の一つです。
  3. ブラウザベースのURLフィルタリングを使用する
    悪意のある、または好ましくないWebサイトにアクセスする前にユーザーは警告を受け取ることができます。
  4. アンチフィッシング機能を利用する
    オンラインゲームのログイン情報などの個人情報は、金銭的利益になるため、サイバー犯罪者に狙われやすくなっています。個人情報を狙うフィッシング対策が必要です。
  5. 無料の公共Wi-Fiの利用はできる限り避ける
    屋外でゲームを楽しむときは、常に安全なネットワークを使用します。

ウェブルートについて

ウェブルートは、サイバーセキュリティに焦点を当て、個人および企業向けのソリューションである Webroot SecureAnywhere® の一連の製品群および、テクノロジーパートナー向けのBrightCloud® セキュリティ インテリジェンス ソリューションを通じてSoftware-as-a-service(SaaS)がもつパワーをインターネットセキュリティの世界にもたらしています。その結果、Net Promoter Scoreによる顧客満足度ではナンバー1を誇っています。詳細については、http://www.webroot.co.jpをご覧ください。

Copyright 2014 Webroot Inc. All rights reserved. ウェブルート、セキュアエニウェア、およびウェブルート セキュアエニウェアは、米国およびその他の国における Webroot Inc. の商標または登録商標です。

《本件に関するお問い合わせ先》

  • 広報代行
  • 株式会社プラップジャパン
  • 担当 石谷
  • Tel: 03-4570-3191/ Fax: 03-4570-3189
  • Email: webroot_pr@ml.prap.co.jp

ウェブルートについて

ウェブルートは Smarter Cybersecurityのソリューションプロバイダです。インテリジェントなエンドポイント保護および脅威インテリジェンス・サービスによって「モノのインターネット」(IoT=Internet of Things)のセキュリティを実現。クラウドベースで予測型の総合脅威インテリジェンス・プラットフォームを活用することによって、コンピュータ、タブレット、スマートフォン、そしてあらゆるデバイスをマルウェアや他のサイバー攻撃から保護しています。高い評価を受けているSecureAnywhereインテリジェント・エンドポイント保護とBrightCloud脅威インテリジェンス・サービスは、世界中で数千万台以上のエンドユーザ、企業、エンタープライズ機器を守っています。ウェブルートのテクノロジーは、業界トップリーダーであるCisco、F5 Networks、HP、Microsoft、Palo Alto Networks、RSA、Arubaなどのソリューションに採用され、高い信頼を得ています。本社を米国コロラド州に置き、北米、欧州、アジア環太平洋、日本でビジネス展開しています。Smarter Cybersecurityの詳細はウェブサイトhttps://www.webroot.com/jp/ja/ をご参照ください。