CarboniteがWebrootを買収、エンドポイントのデータ保護とセキュリティのリーダー企業が誕生

CarboniteがWebrootを買収、エンドポイントのデータ保護とセキュリティのリーダー企業が誕生

 

~バックアップ＆リカバリ機能をクラウドベースのサイバーセキュリティと統合、エンドポイント保護の新たなアプローチを提供~

~両社のセールスチャネルを相互補完し、強力かつシンプルな包括的ソリューションをお客様に提供~

~買収価格は 6億1850万ドル、収益ベース/キャッシュフローベースで急成長の見込み~

 

2019年2月12日 -クラウドベースのデータ保護プロバイダーとして業界をリードする Carbonite, Inc. （ナスダック: CARB）（以下、「Carbonite」）と、最高水準のサイバーセキュリティ企業であるWebroot Inc. （以下、「ウェブルート」）は2月7日に、両社が正式契約（definitive agreement）を締結したことを発表しました。本契約により、Carboniteはウェブルートを現金約6億1850万ドルで買収いたします。Carboniteは買収資金として、手持ち資金と新たな融資枠による有担保資金を充当します。両社の統合により、企業にとって最大の脆弱性、エンドポイントに対し、クラウドベースのサイバーセキュリティとクラウドベースのバックアック/リカバリとの組み合わせによる保護という包括アプローチで立ち向かいます。本契約による買収の完了後、収益ベースにおいてもキャッシュフローベースにおいても今後の急成長が見込まれます。

ウェブルート は、1997年の創立以来、エンドポイントを保護し、ネットワーク保護、セキュリティ意識向上トレーニング、脅威インテリジェンスサービスを提供してきた会社です。同社は最高水準のテクノロジー、経験豊富なチーム、広範な市場開拓能力（マネージドサービスプロバイダー（「MSP」）の強力なネットワークや遠隔監視/管理企業（「RMM」）との協力関係を含む）を擁し、サイバーセキュリティの業界リーダーとしての地位を確立してきました。2018年度の同社の収益は約2億1500万ドルに上りました。

「ウェブルートの買収により、データ保護のトップ企業に向けた飛躍的な成長が実現します」と、CarboniteのPresident and Chief Executive Officer、Mohamad Aliは語ります。「ランサムウェアのような脅威が日々増大する中で、お客様やパートナーはますます、強力であると同時に使い勝手のいい包括的なソリューションを求めるようになっています。バックアップとリカバリを、エンドポイント保護や脅威インテリジェンスと組み合わせることで、ソリューションを差別化し、単一の包括的なデータ保護プラットフォームを提供できます。」

「ウェブルートのチームは、お客様が重要データの保護を簡素化できるテクノロジーの開発に情熱を燃やしており、私たちとしても、彼らを受け入れられることをうれしく思います」とAliは続けます。

「Carboniteとウェブルートがともに重視してきたのは、データ保護とサイバーセキュリティのソリューションを、アクセスしやすく使いやすいだけでなく、お客様のビジネスの成功に貢献できるものにすることです。私たちはCarboniteのチームと一体となることができ、これからが本当に楽しみです」と、ウェブルートの社長兼CEO、マイク・ポッツは語ります。「ともに力を合わせて、お客様やパートナーにこの上ない価値を提供します。」

 

戦略面と財務面のメリットを追求

• 次世代テクノロジーのプラットフォーム: Carboniteのクラウドベースのデータ保護ソリューションとウェブルートのクラウドベースの機械学習テクノロジーを統合して、お客様のニーズの増大に対応できる次世代セキュリティプラットフォームを実現します。

• 包括的なソリューション、より大きな成果を実現: 双方のお客様に、独自のランサムウェア防御とリカバリソリューションなどを統合した、使い勝手のいいクラウドベースのソリューションを提供します 。

• 市場への一貫したルートとアクセス可能な市場の拡大: ウェブルートとCarboniteは、市場開拓に向けた重点目標とチャネルパートナーの補完的なエコシステム を共有します。ウェブルートが得意とするMSP パートナーとRMMの協力関係が、Carboniteに対して、規模の増大と市場の拡大への新しい道筋をもたらします。

• 急速な成長: 本契約による買収の完了後、ウェブルートの現行の事業計画と既存のお客様との契約を基盤として、収益ベースにおいてもキャッシュフローベースにおいても今後の急成長が見込まれます。

 

本契約の詳細

Carboniteは、完全に確約された資金調達と既存の手持ち資金により買収資金を確保します。

買収は規制当局による認可や他の慣例による完了条件に従って、2019年の第1四半期に完了する見込みです。

買収は両社の取締役会により全会一致で承認され、承認に必要な割合のウェブルートの株主によって承認されました。

買収に関する詳細については、http://CarboniteWebroot.transactionannouncement.comをご覧ください。

 

アドバイザー

RBC Capital Markets、LLC、Barclaysは、Carboniteの財務アドバイザーを務めています。Skadden、Arps、Slate、Meagher & Flom LLPは、Carboniteの法律顧問を務めています。Barclays、Citizens Banks、RBC Capital Markets、LLCは、資金調達への深い関与によって買収をサポートしており、Simpson Thacher & Bartlett LLPは資金調達顧問を務めています。William Blair & Company、L.L.C.はウェブルートの排他的財務アドバイザーを務めており、Goodwin Procter LLPとHolland & Hart LLPは法律顧問を務めています。

 

Carboniteについて

Carboniteは、バックアップ、ディザスタリカバリ、高可用性、およびワークロード移行などの各種テクノロジーにより企業向けの堅牢なデータ保護プラットフォームを提供します。Carbonite Data Protection Platformは、セキュアなクラウドインフラストラクチャでグローバル企業をサポートします。詳細は、www.Carbonite.comをご覧ください。

 

ウェブルートについて

ウェブルートは、クラウドおよび人工知能を活用して、企業と個人をサイバー脅威から保護します。ウェブルートは、マネージドサービスプロバイダーおよび中規模企業を対象として、エンドポイント保護、ネットワーク保護、およびセキュリティ対応トレーニングにより、サイバーセキュリティのリーディングプロバイダーとなっています。ウェブルートの脅威インテリジェンスサービスであるBrightCloud®は、業界のトップリーダーであるCisco、F5 Networks、Citrix、Aruba、A10 Networksなどに導入されています。多くの企業と個人を保護する機械学習のポテンシャルを活用し、ウェブルートは世界を結んでいます。ウェブルートは、本社をコロラド州に置き、北米、ヨーロッパ、アジアに展開しています。Smarter Cybersecurity®の詳細は、https://www.webroot.com/jp/jaをご覧ください。

 

将来性の見通しに関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、「ビジネスの展望」を含め、1995年制定米国民事訴訟改革法のセーフハーバー法的責務に規定された「将来性の見通しに関する記述」が記載されています。将来の見通しに関する記述には、その内容の性質上、「予想する」、「信じる」、「考えられる」、「推定する」、「期待する」、「意図する」、「可能性がある」、「計画する」、「潜在性がある」、「企画する」、「展望される」、「するはずである」、「するつもりである」、「すると思われる」などの用語や、これらに類似した意味をもつ用語や表現を使用して記載されている場合があります。同様に、当社の将来計画や、目的および目標についての記述も「将来性の見通しに関する記述」として扱われます。かかる「将来性の見通しに関する記述」は、実際の結果や特定の事象の実施時期に関して「将来性の見通しに関する記述」に記載されていた将来に関する記述とは異なるリスクや不確実性などの重要な要素を含みます。かかる実際との相違を生じる要素には、Webroot社買収完了のための当社の能力、Webroot社およびその他の企業の買収を当社の運営に統合し、かかる買収により期待された運用および財政上の利益の想定した時期における達成、当社が既存の顧客を保持しつつ新規顧客を獲得する能力、当社のクラウドバックアップサービス市場への依存度、当社の成長を管理する能力、経済的条件または規制上の条件の変更、またはインターネットおよび情報テクノロジー業界に影響を及ぼす傾向、および米国証券取引委員会（SEC）に登録された当社のForm 10-Kに準拠した年次報告書の「リスク要因」に記載された事項を含み、かつこれに限定されません。かかる年次報告書は、http://www.sec.govまたはSECの指導の下で記載した今後の定期的または最新の報告書から入手可能です。関係法令による要請がある場合を除き、当社は将来の事象、新たな情報や状況に合わせて「将来性の見通しに関する記述」を更新する義務を負いません。

 

本件に関するお問合せ先

ウェブルート株式会社

マーケティング部　東田

Email: thigashida@webroot.com

 

報道関係者からのお問合せ先

ウェブルート広報事務局（カーツメディアワークス内）

担当 : 田口・佐藤・ジェレミー

Email: info@kartz.co.jp　Tel: 03-6427-1627