February 4, 2015
ウェブルート、ネットワーク保護機能を強化したSecureAnywhere™ Web セキュリティ サービス 5.0を発表
クラウドベースの管理機能を強化し、リスクの高いWeb行動の回避、フィッシング攻撃の阻止、企業データの安全を確保するWebポリシー強化を実現
Broomfield٫ CO – 2015年2月4日
クラウドを利用したリアルタイムのインターネット脅威検出で市場をリードするウェブルート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤誉三、以下ウェブルート)は本日、Webroot SecureAnywhere® Web セキュリティ サービスのアップデートを発表しました。最新のによれば、モバイルデバイスの広範囲に渡る普及とリモートワーカーの増加などによって、ウェブルートのようにクラウドをベースとするリアルタイムの法人向けセキュリティソリューションの需要はますます高まっています。企業内でのネットワーク制御は比較的容易に実現できるものの、リモートワーカー対応が企業ネットワークのセキュリティを複雑かつ困難にさせています。
今回発表したWebroot SecureAnywhere Web セキュリティ サービス5.0では、ユーザーがどこにいてもWebパフォーマンスを大幅に向上させるよう設計された新たなプロキシエンジンとエージェントアーキテクチャが導入されています。これらの機能が強化されたことにより、リモートやモバイルユーザーだけでなく、インターネットに接続される多彩なデバイスやオペレーティングシステムも効率的に管理できるようになります。Webroot® のセキュアなWebゲートウェイには最先端のリアルタイムアンチフィッシング、IPおよびURLのレピュテーション、SSLスキャン、パフォーマンスを向上させる機能も搭載されています。
ウェブルートの製品および戦略担当エグゼクティブ バイス プレジデント、Mike Malloyは次のように述べています。「クラウドをベースにした当社のWebフィルタリング機能は、複数の異なる手法を組み合わせてエンタープライズネットワークを攻撃する最新のインターネット脅威への対応に焦点が当てられています。業界で最も強力なセキュリティインテリジェンスサービスを提供するウェブルートのインテリジェンスネットワークの強みを最大限に活用することによって、Webroot SecureAnywhere Web セキュリティ サービス5.0はネットワーク型のマルウェアを阻止し、企業のセキュリティ部門のインターネット利用ポリシーの作成と実行を確実にサポートします。今回発表した最新バージョンではWebゲートウェイソリューションとして業界で初めて、リアルタイムのアンチフィッシング機能の導入を実現しました」
SSL/HTTPSを含めたフルコンテンツインスペクション
現在、エンタープライズトラフィックの35%がセキュリティのためにSSLプロトコルを使用しています。HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)および、Gmail、Facebook、検索エンジンのようにデフォルトでSSLを有効にしているアプリケーションが増えるにつれて、ほとんどのエンタープライズネットワークでSSLのトラフィックが今後ますます増加することが予想されます。こうした状況を受けて、サイバー犯罪者たちはSSLを利用した密かな攻撃を始めています。今や正規のWebサイトにも頻繁にマルウェアが出現するようになっているため、ウェブルートではSSLやHTTPSのWebトラフィックのスキャンも実施します。これによってセキュアなトラフィックに潜むマルウェアからユーザーを保護し、ネットワーク管理者がポリシーを設定して暗号化されたトラフィックを通じてMS Office文書に密かに攻撃が仕掛けられることを阻止できます。
リモートユーザーのパフォーマンス強化
スプリットトンネリング(分割トンネリング)機能によって、あらかじめ定義されたスプリットトンネルリストに含まれる利用者の多いWebサイトへのリクエストに対しては、デスクトップWebプロキシ(DWP)エージェントがWebroot®プロキシを迂回することができ、スプリットトンネルリストはウェブルートによって維持管理されます。安全にWebroot®プロキシが迂回できるようにすることで、Webフィルタリングポリシーのアクティブな状態を維持しながらも強制的にプロキシを通した接続が求められることがなくなり、特にリモートユーザーや移動中のユーザーにとって利便性が高まります。ローカルのシステムキャッシュにはWebサイトのレピュテーション指標が80%以上の「好ましい」サイトが使用され、セキュリティやユーザーのポリシー遵守が維持されるよう4時間ごとに確認が行われます。さらに、今回発表した最新版はMetro Appsを含めWindows® 8.1もサポートしています。
レポート機能とログスケジュール機能の強化
ウェブルートにほぼリアルタイムのロギング機能が搭載され、必要なデータを簡単に収集し、管理コンソール以外でもより多面的なレポートが作成できます。新しいログマネージャーによって、管理責任者はパラメータに沿ってログを作成して保存し、スケジュールに従って複数の手法を通じてこれらを配信できます。
市場の注目と業界における高い評価
Webセキュリティ市場が2018年には27億ドル(約3,213億円)規模に成長すると予測される中、ウェブルートは完全なクラウドベースのWebセキュリティを提供する数少ないプロバイダーの1つとして、導入しやすい法人向けWebセキュリティソリューションを提供しています。さらに、独立系調査分析機関であるRadicatiグループによる「Corporate Web Security – Market Quadrant 2014(法人向けWebセキュリティ-マーケットクアドラント2014年版)」の中で再度、「トレールブレイザー(先駆者)」に位置づけられ、Webroot SecureAnywhere® Web セキュリティ サービスのクラウドベースの脅威検出機能や脅威インテリジェンスによる予測能力、強固なコンテンツフィルタリング機能が高く評価されています。
ウェブルートについて
ウェブルートは、サイバーセキュリティに焦点を当て、個人および企業向けのソリューションである Webroot SecureAnywhere® の一連の製品群および、テクノロジーパートナー向けのBrightCloud® セキュリティ インテリジェンス ソリューションを通じてSoftware-as-a-service(SaaS)がもつパワーをインターネットセキュリティの世界にもたらしています。その結果、Net Promoter Scoreによる顧客満足度ではナンバー1を誇っています。詳細については、http://www.webroot.co.jpをご覧ください。
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